さくいん

痛風の薬

尿酸という物質が、血液中に異常に多くなった状態を高尿酸血症といいます。尿酸とはからだの細胞の新陳代謝によってできた老廃物で、体内で毎日ほぼ一定量生成され、尿中に排泄されています。この尿酸の生成と排泄のバランスがなんらかの原因でくずれると、血液中に尿酸がふえ高尿酸血症になってしまいます。 この高尿酸血症の状態がつづき、治療しないでいると血液中の尿酸は溶けきれず結晶となって関節に沈着し、痛風関節炎をおこします。 この病気は、どういうわけかほとんどが足や親指の付け根の関節から症状が始まります。         壮年期の男性に多くみられる病気です。別冊NHKきょうの健康より)

薬物療法

痛風に対する薬物療法は次の2つに分けられます。 高尿酸血症を改善するための治療が痛風の基本的な予防であり治療です(1)尿酸を体内で過剰産生するのを抑える薬
(2)尿酸の尿中への排泄を促進するの2つがあります。 この際、尿中に排泄された尿酸は、酸性溶液のなかでは溶解度が低いため、十分な水分と重曹など尿をアルカリにする薬(アルカリ化剤)を飲むように します。これは、尿路結石の形成を防ぐためです。薬の種類と量は定期的に血液中の尿酸値を検査して決められます。
医療用の薬
分類 一般名
商品名剤型含有量
主な副作用
と禁忌
特徴
尿



コルヒチン錠 悪心嘔吐下痢脱毛
「禁忌」妊婦
連用しないこと
ブロベネシド錠250mg頭痛、胃腸障害
<禁忌>腎結石、高度腎障害
ユリノーム錠 25mg、50mg発疹、腹痛半減期も長く、痛風予防の
基本薬ともいえる
尿





ザイロリック錠 100mg胃腸障害、発疹腎障害、腎結石例にも有効
アロシトール錠 100mg胃腸障害、発疹腎障害、腎結石例にも有効
サロベール錠 100mg胃腸障害、発疹腎障害、腎結石例にも有効