●ミネラル・ビタミンは、食物からエネルギーを 作り出す大切な栄養素です!
 私たちは、なぜ元気が出なかったりするのでしょうか。実は、元気の出にくい方は、体内のエネルギーが不足する傾向にあります。
 私たち現代人の食生活は、タンパク質、脂質、糖質(三大栄養素)などは充分すぎるほどとっていますが、ミネラル(亜鉛・鉄・セレン・カルシウムなど)、ビタミンなどの栄養素は慢性的な不足傾向にあると言われています。
 ミネラルとビタミンが不足すると、食物からエネルギーを作り出すホルモンや酵素の働きが低下し、エネルギーを作り出す力などが衰えます。すると、エネルギ不足のため元気が出にくくなるのです。
●ブドウ糖がエネルギーになるしくみ
 ここで、食物からエネルギがつくられるしくみを少しお話しいたします。
 私たちが食べた糖質は、消化され小腸から血液中にブドウ糖として吸収されます。下の図のように、ブドウ糖はインスリンというホルモンの指示で血液から細胞に取り込まれます。ついで、細胞に取り込まれたブドウ糖は、いろいろな酵素の働きによってATPというエネルギー物質に変化し、エネルギーとして利用されます。
 インスリンが正常に働くためには、亜鉛・セレン・クロムなどのミネラルが必要です。また、ブドウ糖をATPに変化させるには、亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムまたビタミンB
・Bなどが必要です。
 もし、これらの栄養素がひとつでも不足すると、ブドウ糖は、エネルギ物質であるATPに変化しにくくなり、エネルギが不足し、元気がでにくくなります。
 現代人は、エネルギの元となる糖質、脂質はとり過ぎですが、ミネラル・ビタミンが不足傾向にあるため、食物からエネルギーを作りにくい状態にあります。そのため、元気が出にくい方が増えていると言われています。
 バランスのよい食事で、ミネラル・ビタミンをしっかりと摂取し、糖質、脂質からエネルギを作り出して、いつも元気でいたいものです。