今年も10月、11月の二ヶ月にわたって区内12ヶ所の市民センターでお薬講演会を開催します。
チラシなどご覧になられた方がありましたら、どの市民センターでも構いませんので、ご自分の都合のつく会場へ足をお運びいただきたいと存じます。それぞれ演者が違います。また、お話の内容も多少違うかもしれません。もっともっと判りやすい講演もお聞き出来るのではないかと思います。

では実際のお話に入る前に、これは昨年使いました写真です。
今日は先週土曜、夜宮公園で撮りました「あやめ祭り」の様子をビデオでご覧頂きたいと存じます。少しだけ目の保養をなされて下さい。
―満開の桜の情景やあやめ祭りの様子などを特とご覧下さいー

では本題に入ります。
これは十数年前の新聞記事の切り抜きを撮ったものです。
ちょっとショッキングなタイトルになっています。
抗がん剤との併用で副作用死亡14名。
抗がん剤と帯状疱疹で使う薬、ウィルスをたたく薬で、新しく飲みやすくした薬が十数年前に発売されました。この薬との飲み合わせで血液中の抗癌剤の濃度が高くなり、薬が効きすぎ血液障害をおこし、ご不幸にも14名の方がお亡くなりになられたという内容です。
今までは、薬というのは、Aという薬の副作用、Bという薬の副作用というのはありました。キノホルムやサリドマイドとかの特定のお薬の重篤な副作用の報告はありました。

これが初めて新聞紙上でAとBとのお互いの相互作用による副作用という形で話題になりました。
これ以降、お薬の飲み合わせについて、病院医療関係者はもちろんのことですが、一般の方々にも非常に関心が高くなって来ていますので、この新聞記事をご覧に頂きました。

詳しい話はなかなか判りづらいかとも思います。
要するに皮膚病に使われる薬と抗がん剤との併用で死亡者がでた。短期間で多くの死亡者が出たというので、この薬はすぐ製造中止になりました。

この新薬が発売された当初、添付文書には、この薬の説明には、特定の抗がん剤と併用はしてはいけません。「禁忌」=使っちゃいけません、と言う注意事項にきちんと書いてありました。ところが、医療機関側が十分に知らずに使った、あるいは抗癌剤をもらっている患者さんが別の医療機関で皮膚科を受診して投与された。